原始鱈魚(げんし たらうお)のブログ

Bossa Nova・Samba MPB をギターで伴奏して一人で歌いたい人のブログです。

Alfonsina y el Mar アルフォンシーナと海 1

Alfonsina y el Mar アルフォンシーナと海 
7.8年前であったか、落ち着いた上品な大店と言える喫茶店で コーヒーを飲んでいた時、高そうな木製の新聞雑誌ラックに個人では定期購読しにくい大判の月刊誌などがあるのですがそれを幾つか読んでいました。本の中に自分の好きな音楽CDなどを奨める連載コーナーがあり、有名人の方が月替わりで紹介していくのでした。
その号は夏木マリさんが書いていて、「つのだたかし」さんのアルバム「南に帰る」を奨めていらした。ふーん、と買ってみました。このCDを買ったことから、僕のCDラックは彼の周りのタブラトゥーラ, 波多野睦美というアルバムで少し埋まるのであります。
つのだたかし 南に帰る.jpg
「南に帰る」というCDを聞いて印象に残ったのは、リュート奏者の彼が歌う「Alfonsina y el Mar アルフォンシーナと海 A,Ramires」でした。
不思議な悲しそうな曲という感じでしたが、機会があれば歌ってみたいと思いました。
僕にとって機会があればとは、いつくかの場合、時が満ち、接近する偶然が芽生え、他の方が歌っているのを聞くことが度々あり資料を探す気持ちが高鳴り、具体的に楽譜を探し出すのです。
「Alfonsina y el Mar アルフォンシーナと海」はアルゼンチンの曲であること。
言葉はスペイン語であること。
楽譜は売っていて、ピアノ伴奏と歌が数種、ピアノソロ、ギターソロが数種あること。
声楽系の方で日本人の方が何人か歌っていること、またブラジル音楽を歌うひとの中にも2.3人だか見つけました。
ソロギターの楽譜が紙で海外で売っていて、フランス語のサイトですが買ってみました。
アルフォンシーヌと海.png
素敵な表紙でしょう。Jorge Cardosoさんというギタリストのアレンジで評判がよく、在庫もすくなかったので押さえました。
あとでネットの深く深く潜ったところでコピーを見つけましたが、郵送された見開き2頁の楽譜は美しかったです。
僕には弾けなのですが何処かで誰かが弾いているところ、または電子の力で加工されて僕のタブレットできっと聞くことができるでしょう。