ギタ－で伴奏しながら、Tristeza などを歌ってみた。ギタ－はコ－ドを含めほぼ暗譜でバッキング（例の酒場で酔っぱらっても歌える対策）でき、歌詞も忘れないところまで来ました。やったじゃん。
と、録音して聞いてみたら、あの問題が起きているのです。問題は単純で録音で聞いてみると、あぁ、下手だ。IPadに装着するマイクも買ったのにな。
ギタ－の下手さは覚悟してるので我慢できるものの、久しぶりに録音して聞いた自分の声が変でとても聞くに堪えない。よこから殴られた感じね。
僕だって知ってるさ、気導音と骨伝導で聞こえてくる自分の声は他人が聞く声とだいぶ違うことを。はっきり言って録音で聞いた僕の声はへなちょこな声じゃん、ごめんなさい僕は時どき他人様の歌をへなちょこだとか、音程下がってとか、リズムあってないとか思ってました、ほんとうにごめんなさい。
これって頭の中で、自分の声をましな方にレタッチソフトで修正してみたいだ。感覚的な数字では、自分の思っている出来の60-66％ぐらいと思う。僕のスッピンの声を化粧してリバーブをかけ、欠けている視野を想像力で補修するように均一化し、音程も補正し、声の密度を上げ、ほぼ1.5倍以上ぐらいイケメンにすると頭の中で鳴っている声になります。すごいね僕達、きっと、誰もがそうなのかしら、声を出すたび嫌な気持ちじゃやっていけないから、自分を傷つけないようにバーチャルで生きてるわけね。
ではどうするか？対策はウエブで探すと
1）何回も聞いて自分の声になれる。
2）録音を聞いて不具合を自覚して直せるところを修正する。（具体的には？ここから先は有料読者登録とかだが、記事で書いたものを読んだだけで解決するとも思えないな、お歌の講師がいつも言うところの口角上げてとか、笑って歌えとか（おっさんは笑って歌えない、いらっしゃいませも言えない）ほんとに正しいね、そっちでいくか）。
ということで、僕は今、初めて鏡で自分の顔を見た動物、もしくは、久しぶりに自分の顔をまじまじ見た中高年のおじさん、のように悲嘆に暮れています。おじさんがたたずんでいても、しょうがないので鏡をみるのは嫌ですけど、髪を梳かしたり、ファンデ－ションを塗ったりしようと思ったけど、こおいうのってもっと抜本的に、ストレッチやったり、健康管理したりで、身体に力があって顔色いいですとか、階段ダッシュできるんだぜとかになるのかしらと思いました。でもすぐにはなんともならないな。
ともあれ、アマチュアなんか上手くなるのを待っていたら、寿命がたりませんので、適当に、出来る範囲で、とかいい加減なところで生きていきましょう。ちょっと練習します。どうしてます？楽器じゃなく歌メインの趣味の方？くじけるよなぁ。
