1週間前に録音できる環境にして自分の歌ったのを聴いてみた。よくない出来は書いた。
ギタ－は耳で聞いているので、不出来は承知さ、上手くはない、しかしけなげにバッキングしようとしているのである。
さて、肝心の歌なのだが、歌っているのは僕で、感じでいうと、私の思っている私像の66％ぐらいのスペックの鼻持ちならない、癪に障る嫌いな奴で昔から知っている「彼」なんだ。彼を知っていたが、無視したり問題を先送りするように関わらないでいた。その宿題が今、立ちはだかるのさ。
正直言って「彼」の歌は聴きたくはない、ファンでもないし友人でもなさそうだ、趣味の集まりで僕となんか馬が合わない、だけども自分ににた所のある動作の人がいるけど、そいつだった。
さあ、たいへん。僕は彼を訓練して立ち居振る舞い、所作の美しさまではいかないけれども、せめて僕の頭の中にある自分と同じレベルで歌って貰わなくっちゃ困る。ああ、僕は判った。歌ってあまり上手くならないんだ、それで自分をいい風に騙していままで来たのね人間は。でも、姿を映す鏡はともかく、録音装置作っちゃうんだもんな。少し時間がかかりそうね。暗雲だわ、暗雲、お調子ものの私もさすがに見通しは今回暗いのでした、録音してはふてくされ、あ-んと、夜店の屋台でも行ってこよう。
