原始鱈魚(げんし たらうお)のブログ

Bossa Nova・Samba MPB をギターで伴奏して一人で歌いたい人のブログです。

fotografia

fotografiaというジョビンの小曲と言うのか佳曲と言おうか、そんなに大きな(大きさってあるのかしらん)曲ではないけど、たぶんこれは傑作と思んだけど、そんな曲があります。
カバーする方が多いのできっと愛されてる曲なんだと思う。
歌詞は
1番 恋人(たぶん昔からの)と太陽が沈む海辺のテラスにいるのね
2番 月が見える閉店まじかの薄暗いバーでいっしょに居るけど相手は行かなくちゃいけないみたい。
どうして、題名がfotografiaなのかしら?と考えていたら、昔の思い出が写真のように頭の中で巡ることなのだと気がつきました。
歌ってみよう。
2020 イタリア2_200406_0001.jpg
歌ってみましたが、気がついたことがあります。この曲って歌いあげるタイプの歌手が歌っても形にならないし、低く語ってもボソボソするだけだし、要するにテーブルの向こう側の方にせつせつと話しかけるとか、自分に言い聞かせるとかしてみるけども、なんていうのか、僕たち歌い手が曲を選ぶというより、曲が僕たち歌い手を選んでる感じで、選ばれて愛でられた人しか”上手くこなせない”感じがします。歌ってちゃんと曲になるといいな。
何度も練習で歌ってみましたが、歌い方は、「ドリップコーヒーを淹れる作法で、ゆっくり慎重にお湯を注いでいるような」感じがします。歌ってる時は静謐という雰囲気になるのでしょうね。
人前でこれを歌うってことは、ふーん、、ですね。