原始鱈魚(げんし たらうお)のブログ

Bossa Nova・Samba MPB をギターで伴奏して一人で歌いたい人のブログです。

samba do soho

Samba do Soho を去年の夏に練習していました。
Antônio Carlos Jobimの息子さんのパウロ・ジョビンの作品。
Antônio Carlos Jobimのアルバム『パッサリン』 - Passarim (1987年、Verve)に入ってる曲。
Antônio Carlos Jobimアントニオ カルロス ジョビン(トム・ジョビン)さんは、60年代の前半に家族で渡米して米国を拠点にして活躍を続けた、とWikなどに書いてあるけども、家族が、異国にてふと見た風景に故郷を懐かしむというのだろうか?大瀧詠一さんの「夏のリビエラ冬のリヴィエラ 」だろうか?鐘が鳴ります寒山寺だろうか?こんなところにあるはずもないのに、だろうか?
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一言では言えない想いが、あぁと、祭囃子が聞こえる、とか、サウダージsaudade、とか、一言で言いえて困ってしまいますが、故郷を離れて一家で異郷にいる息子さんの想いが、ちょっと投げて、歌詞の内容はBossapediaさまのところを読んで頂いてご理解ください。
A)C)
Quando ando pelo Soho
Eu me lembro da Gamboa
Ai, ai, ai, que coisa louca
Ai meu Deus, que coisa boa

Lá por trás do Cais do Porto
Na Ladeira da Preguiça
Onde otário nasce morto
Onde só dá gente boa
B)
Quem não sabe o que é saudade
Não conhece esse dilema
Não provou desse veneno
Nunca teve uma morena

Ah, meu Deus, que bom
Te encontrar nessa cidade
Quando dobro a esquina
Dou de cara com a saudade

Ai, ai, ai, que coisa louca
Ai meu Deus, que coisa boa
Ai, ai, ai, que coisa louca
Ai meu Deus, que coisa boa
となっていて、楽譜を探すとTOMのソングブック1.2.3にもないけど、ジョビンの一族提供のピアノ伴奏付きのものがあって、というのも一族提供の楽譜の責任者が息子さんのパウロ・ジョビン自身なのでそれはあるわ、と鳴らしてみたい。
ジョビンの一族提供のピアノ伴奏付きの楽譜はポルトガル語と英語を併記しているものが多いけど、普段は英語詞の方を歌わないけど、歌の背景がニューヨークだし英語詞も今回は歌ってもいいな。
小野リサさんの録音もポルトガル語を歌ってから英語を歌っていました。
Quando ando pelo Soho
Eu me lembro da Gamboa
Ai, ai, ai, que coisa louca
Ai meu Deus, que coisa boa
英語
When I walk around Soho
I remember Gamboa
There's a feeling there's a beat
That hugs me like a boa
ポルトガル語の一番の出だしの「Soho」そーふはポルトガル語ぽく歌い、英語詞になったらWhen I walk around Soho「Soho」ソーホーをちゃんと使い分けて発音しましょう、とのお歌の講師のアドバイスでした。
簡単そうにみえて、この歌はメロディがけっこう難しく苦労します。B)のところなんかは教室で講師に指導してもらうと楽なんですが。
この稿は2021年の夏に書いてましたが、揚げるのが今夕になりました。夏の歌みたいなんだけど。
じゃ簡単そうに見える曲の動画揚げときます。この頁からの限定とします。

歌う方によってもっと音符が飛び跳ねますが、提供されている音符は平易な配置になっていました。