Lígia

Lígiaを歌ってみたい。

Antonio Carlos Jobimの数ある名曲のひとつ。あまり発表会などで歌われない曲なので最近知った曲だ。いいじゃん。

楽譜を買ってきて、伴奏譜を外しでメロディ譜だけにしてコード図（ダイアグラム）を付けてVer.1.00の譜面の誕生で、これを歌うたびに更新して長い付き合いの始まり。

歌詞訳を探すと高尾典江さんのページで国安真奈さんのを見つける事ができて、内容は理解できた。

Nunca fui ao cinema　　　　　　　　　映画に出かけたこともない　　　　　　
nao gosto de samba　　　　　　　　　サンバは嫌いだし
nao vou a Ipanema　　　　　　　　　 イパネマにも行かない

nao gosto de chuva　　　　　　　　　 雨も嫌いだけど

歌詞を作ったのは誰？Chico Buarqueか。素直じゃない歌詞だよね、あのひとのはそうらしい。ほんとは映画も見たいし、サンバは好きだし、イパネマ海岸にも行くし、雨に濡れていくのも好き、コパカバーナでデートで飲み物飲んで、海岸沿いを対岸のレブロンまで遊歩道みたいに連れて歩けるよう電話を掛けて約束したいだけど、悶々としてリジアって二回彼女の名を呼ぶのね。そんな歌詞。

cinema,samba,Ipanema,chuva,と冒頭の歌詞で韻を踏んで、Copacabana、Leblon（コパカバーナ、レブロン）デートコースを歌ってsamba cançãoまで言葉として発音できれば、歌い手として至福だろう。

行楽の幕の内弁当に好きなおかずを見つけた時みたいに（ごめん）幸せさ。

[Lígia]が友人の奥さんの名前の綴りを少し変えたものというエピソードはWebで探せるから何処かで読んでください。

他の曲も練習してるのだけど、どんどん目移りしていい曲がみつかる。

コロナ禍なので何処かにいっても、誰かと会って練習しても、途中海岸線をドライブしても、誰にも言わない。

追記　練習用の楽譜と音源を作ったけれども、WEBで検索すれば国内プリント楽譜みたいなところで譜面販売していました、音源も目新しい出来ではないので見送りました。

追記2　Amazonで買える吉原幸子さんの「ボサノヴァハンドブック 2 -すぐに使える91曲」でも掲載されてて、きっと編者の嗜好とかもあるのだけど、とにかく楽譜があってラッキー。最初作った楽譜のコードの気に入らないところはこっちを参考に差替えて、あぁとバッキングのリズムどうしよう？きっと一般のボサノバじゃないわ、とジャージーにしてと、転末は後日です。