原始鱈魚(げんし たらうお)のブログ

Bossa Nova・Samba MPB をギターで伴奏して一人で歌いたい人のブログです。

Eu Quero um Samba

João GilbertoのEu Quero um Sambaを弾いてみたいと思う。
Joao Gilberto.jpg
話は飛ぶのですが、ブログの始まり2016年10月に「ギターはできるようになってからいいの買うんだっ、と。」僕は書きました。
いま使っている練習用のギターは2つあります。オークションで落札したどなたかが使ってたYAMAHACG170SAが居間練習で弾くギター。
同じくオークションで入札1で落札した店頭に並んでたらしい新品のJOSE Antonio (ホセ・アントニオ) 8Cが自室にあります。
数年これで練習してきました。演奏に関してもたぶん僕のレベルでは不自由ないです。
このブログの開始のきっかけにもなった、年を重ねてからボサノバーギターに夢中、熱中してしまった方のブログ(このサイトは今いったんクローズしています)の熱心な読者だった僕は、彼が廻ったギター試奏レポートなどを楽しみにしていたので、クラッシックギターフェステバルに行くようになりました。
僕もギターフェスとか行っていろいろな作者製のギターを弾いてみたい。でも、僕はバッキングしかできないのだけどフェステバルで作者がクラッシック曲を想定して渾身の想いで作ったギターでしちゃってもいいのかしらん?
クラッシックギター製作者(アマ、プロ)の集まるギターフェスって製作者の懇親情報交換もたぶんあってアマチュアも試奏して感想を作者に伝えて楽しむ趣旨だと思うけど、一般の参加者はクラッシックギター教室の生徒さん、元生徒だったりして、日常的にクラッシック曲を弾く人なんだろうなと思います。会で僕たちボサノバ系の人って個人的な感想ですが肩身狭いっす。
ボサノバでもギターソロの方なら、ちゃかちゃかと弾けばいいでしょうけど、伴奏だけよ、私たち。
ギターに対しては「あなたは歌わない、僕が歌う」という立場で、ギター伴奏は肖像画の背景のように多少くすんでいてもOKと思っています。ギターと歌い手が一体となって、とまではいかないけど、やっぱり魅力的な音で和音がバックコーラス和声のように鳴って欲しい。安いギターより高いギターの方が姿形が綺麗だし、音のグレードもきっとさ高くて弾きやすいのじゃないかしらん?
クラッシクギターの試奏会でバッキングしながら歌う勇気は僕にはない。ちいさな声でもできない。
ということで、フェスティバルに行ってプロの方の演奏とかアマチュアの誰かが作者の前で弾いてるのを眺めているだけですが。
最近思ったのですが、ギター製作者フェスティバルによく行くのだから、気に入ったギターの製作者を探してその方とコンタクトを取って作って貰えばいいじゃん。連絡先の名刺みたいなもの各ブースのテーブルに置いてあるし、アクセスしてよってことでしょうね。僕たち文化教室のグループレッスン出身だけど裾野の広がりそうなジャンル(ほんとかよ、コナン風)、現代ギターの読者だし、ボサノバで必要なクラッシックギターのジャンルを越境した得難い新規購買層じゃん。
それで、どんなギターが欲しいの聞かれるから、João GilbertoのEu Quero um Sambaの伴奏バッキングが好きなので、ある意味このジャンルのトップなドライブ感で鳴るギターにしてもらおうと思いました。
昔、友人に防音の壁に囲まれた僕の部屋のレコード再生システムを作ってもらう事がありましたが、彼は僕のためにアンプの回路を書いて、アンプの製作を最初から全部やってくれて、ピックアッププレイヤーの選択、スピーカーの組み込み、据え付け配線をしてくれたのですが、その時どのジャンルのどのレコードを聴くのかと問われて?中本マリのLP「LITTLE GIRL BLUE」が一番きれいに聞こえるようにセットアップしてくれと答えたら、何度も半田でスピーカーだかの抵抗を入れたり、ほどいたり、さしかえたり、音が落ち着くまで数カ月を要してセッティングしてくれました。
まるで特定のレースコースを走るためのオートバイのギア比をそれぞれに替えるような作業だなと僕は思いましたが、指向とはそのようなものなのでしょう。
僕のギターはJoão GilbertoのEu Quero um Sambaの伴奏バッキングが小気味よく鳴るギターだといいな。と思います。
まずは、João GilbertoのEu Quero um Sambaが演奏できるようにならなくてはいけませんね。
これを、コロナ禍が終わって、クラッシックギター製作者フェステバルが再開される頃をめどに練習を致しましょう。じゃん。
追記 Eu Quero um Sambaのこのホワイトアルバム(挿入図のジョアンのアルバムは白いからみんなホワイトアルバムと呼んでるらしく、僕もいっぱしのファンみたいに最近友人たちとの会話に挟むと業界通みたいでいいかなと思ってます)のギターのTABをPDFでWEB買った事があるけれども、その業者、もしくは関係者だろうかがyoutubeのチャンネルを持っていて「Gill & Jazz Transcriptions」というチャンネルでいくつかのギター名手のTABが音源と共に練習サポート仕様で走るのだけどJoão Gilbertoの曲も多数あります。
購入したPDFのEu Quero um SambaのTABを僕用の転調してと思ってたけど、しめしめ、コードを替えるだけで電子楽譜化とかの作業を省けるじゃん。そこで流れていたJoe Passとかもいいよな。ギター講師さんみたいに楽譜から8分とか16分音符の微妙なタイミングを僕は取れないので、音で鳴らしてくれると助かるわ、とか思うこの頃です。
Joe PassとかWes Montgomery さんとかのTABのPDF買おうかな?とか思います。同じくyoutubeで見たジョアン杉田さんのCole PorterのNight And Dayも買おうかな、とか、ふらふらしている私です。