Clube da esquina Nº 2 (クルビ・ダ・エスキーナ ドイシュ)を何処かで聴いた。これを歌いたいと思いました。
Nº 2って「ナンバーツー」で「その2」 Dois(ドイシュ) なんだけど、No.2のフォントを替えてNº 2ってアルバム風に記載するとカッコいいと思いました。はい、些細な事ですが。
「Clube da esquina」(クルビ・ダ・エスキーナ 街角クラブ)というアルバムに入っている不思議な曲でMilton Nascimento ミルトン・ナシメントとLo Borges ロー・ボルジェスで作られたもの。** 詳しくは他サイトを参照下さい。
Encontros e Despedidas (エンコントロス・イ・デスペヂーダス)も去年歌ったし、ミナス(ミナスジェライス州)の曲は
「Travessia」までで、あとはボサノバやサンバを歌っていて、本命はジョビンの溺愛、耽美を含むところにいようと、思ったけど「Clube da esquina № 2」を聴いてしまった。
なんなのだろう?これは。そこに僕は行くの?都会を離れて田舎に赴任を命ぜられた気分で、それも行け!と言ってるのは自分なんだ。
サンバを大人数で演奏したい訳ではなく、スルドもタンボリンも叩きたいと思わない、ショーロのバックでリズムを刻みたいわけでなく、ブラスとの合奏もやりたいわけではありません。
それなのに、いつか一人でClube da esquina Nº 2を伴奏して歌おうとしている、来年は詰まっているから、2年後かな?。みんなが知っている曲ではないので、観衆が口ずさむとかの温かいフォローも期待できず、低いレベルで演奏しても受けないだろうな?下手をすればご同好の会合の雰囲気に弓引く者になっちゃうな、とか打算が働いて、でもこれはここに、此処に停まらないんだろうな、とか思います。
あれ歌って、これ歌って、と思いつつ年末に突入するのね。誰かのライブを見に行こう、連夜になっても、どんどんいこう。近くのバーもさぼらず通おう。
そして、近くのバーに行ったら、本物の「もずく」を酢に浸したものが出てそのガラスの容器にはカニカマが3本入っていて、色目も鮮やかで冷菜として一緒に食べると、とても美味しかったわ。本場から遠く離れた僕の偽物のMPBもこんなふうになればいいのにね。と次の日の行きつけの喫茶のモーニングを頂きながら思いました。あぁ、Clube da esquina Nº 2 が頭の中でグルグル鳴っています。