Insensatez (インセンサテス)
歌詞の意味は「ボサノバと共に」さんところの訳詞を読んでふんふんと感服したり、お歌の先生の解説を思い出したりしています。
英語詞の「How insensitive 」は歌詞の内容が楽曲の聴衆に理解しやすいように明快だけども、歌詞としては原曲のポルトガル語の方がこみ入っていて難解で素敵だ。日本語の邦題の「お馬鹿さん」は致命的な雰囲気の誤訳みたいに僕も思えるな。
1番の歌詞
恋仲2人のどちらかが相手に決してしちゃいけないことをして、された方は傷ついてグズグズ言うけど、どうも皆(みんな)の意見によると、しちゃいけないことをされるのであるから、きっとその原因はされた側にも何かある事をうすうす本人も気が付いて、それを踏まえての絶望的な現状を憂う歌詞となった。
2番の歌詞
1番の歌詞は、絶望的な現状を憂うだけど、2番ではそれを解決する決意、意志の表明。相手の言い分、理由を聞く、相手に非がありそうなのだけど恋仲の関係を復旧するために相手に降伏的に謝る、だって謝らないと"より"を戻す機会はないのだものという内容だけど、また皆(みんな)の意見によると、うまくはいかないようよね。ということらしい。
これを歌おう。有名なシンガーの方が歌っているのを聞くと1番から2番に移るときに転調しているの幾つかがあってその理由と言うか意図はきっと以下かな。
1番 絶望的な現状を憂う
低めのキーで歌う。伏目がち
2番 復縁を願うためなりふり構わず謝る交渉する(だめだけど)
決意の表明だから転調して高めにすこし声張って歌う。視線をあげよか。